仕事(業種や職種)によって求められる能力(技術や知識など)が異なるってくる事は、皆さんもよく理解されている事でしょう。そういった知識や技術などとは別に、社会人として求められる能力があります。そしてそれらを指標化したものが【社会人基礎力】と呼ばれるものです。
大きく分けて【前に踏み出す力】【考え抜く力】【チームで働く力】という3つの大きな能力から構成されており『職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていく為に必要な基礎力』だといわれております。
もう少し詳しくご紹介しますと…
- 【前に踏み出す力】(アクション)
・主体性…物事に進んで取り組む力
・働きかけ力…他人に働きかけ、巻き込む力
・実行力…目標を設定し、確実に行動する力 - 【考え抜く力】(シンキング)
・課題発見力…現状を分析し、目的や課題を明らかにする力
・計画力…課題解決にむけたプロセスを明らかにし、準備する力
・創造力…新しい価値を生み出す力 - 【チームで働く力】(チームワーク)
・発信力…自分の意見をわかりやすく伝える力
・傾聴力…相手の意見を丁寧に聴く力
・柔軟性…意見の違いや立場の違いを理解する力
・状況把握力…自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力
・規律性…社会のルールや人との約束を守る力
・ストレスコントロール力…ストレスの発生源に対応する力
如何ですか?みなさんはすでに身につけておられますか?
12の項目、1つ1つを自分に当てはめて考えていく事で、‘自己理解’を深める良い機会ともなりますよ!