仕事を探す時、事務職や営業職といった仕事内容(職業)で選ぶ場合とサービス業や福祉関連など…、業界(産業)から選択する場合がありますよね。そこでどんな職業があるのか調べる為の方法は前回ご紹介させて頂きましたので、今回は「業界研究」という視点にたって少しアドバイスさせて頂きたいと思います。
まず産業情報としてどんな業界(産業)があるのか、調べてみましょう。
総務省の「日本標準産業分類」では、大分類(20分類)、中分類(99分類)、小分類(530分類)、細分類(1460分類)と非常に細かく分類されていますので、基本情報として先ずどんな産業があるのかを知る上ではとても参考になると思いますよ。興味がある方はこちらのサイトでご確認ください。>>>コチラ
次に業界研究をする上で押さえておきたい視点をご紹介させて頂きますね。
- 産業(業界)の内容や業界事情
・産業(業界)の内容
・社会経済の中でその産業(業界)の役割や意義は?
・業界内における主要企業とそのシェア
・系列や下請け関係など
・業界における仕事をする上での慣習など - 産業(業界)別の労働条件や賃金について(就職した場合の待遇なども)
・労働環境
・労働時間や休日
・雇用の安定性(定着率や勤続年数、平均年齢など)
・雇用形態は?(正社員やパート、派遣社員、契約社員等の差異は?) - 産業(業界)の景況や将来性(就職後の将来はどんな感じ?)
・景況感や将来性の見通しは?
・業界全体の構造変化は?
・新技術の発展や国際的競争力は?
上記の様な視点を持っていれば、業界研究がすすむのではないでしょうか。また企業説明会等で「何を質問しよう?」と悩む事もなくなる気が致します。(笑)
最後に余談ですが、今後国が力を入れていこうとしている 6つの産業(キーワード)を最後にご参考までにご紹介させて頂きますね。
「農業」、「医療・福祉」、「クリーンエネルギー」、「ロボット」、「人工知能」、「航空宇宙」、の6分野です。